[コミック雑誌版]天下に勝つ武士第3話
“天下取りは戦国食にあり! 武将の食に学ぶ”――江戸城では元服をむかえた家光をかこんで、正月を祝う宴会が開かれていた。
酒は鍛えて強くなるといわれているが、生まれながらの体質によるところが大きい。
家光は生来の酒豪と言われていたが…。
春日局の酒指南!? 天下人こそ、酒は飲むべし飲まれるべからず!!“幕末、夜明け前の若者をかき立てた夢の数々と翻弄された若い命―…”――武闘集団にしばしば起きる主導権争い。
血で血を洗う新撰組であれど、それは同じ。
芹沢鴨率いる芹沢派は、商人からの献金で贅沢三昧の日々を過ごしていた。
また、近藤派と芹沢派は事あるごとに対立の溝を深めていたが、このままでは「京の治安を守るはずの新撰組が、ただの暴徒になってしまう」と土方が一計を案じた。
幕末の風雲に青春を賭ける若者たち、そこには危うく醜い時代の罠が…。
“巨匠が全霊で問う! 生命とは心とは優しさとは…!?”――これはある城主の側室を描いた物語である。
人々にお方様と呼ばれて城に在った往時の彼女は、その優しさ天下無類と評されていた。
如何なる事にも“怒る”という事がなく…ただひたすら、まさに“優しい”の一語に尽きた。
その彼女が、ある日を境に豹変するが…。
真の優しさとは何か? 優しさを貫く切なさを徹底的に描く、まさに問題作!“風雲児史観で描く!”――私たちは歴史を生き、日々歴史を作っているのかも? 家族に歴史あり! 太郎が思い出をたどる祖父の正体は!? 太郎のゆりかごは松吉じいさんの膝の上。
そこで歴史を感じていたのかも…。
“医者は何を救うのか!? お尋ね者はぐれ医家の仁術道!!”――尾凪藩国境・蹴落とし峠。
関所を通ることのできない竜哲はこの険しい峠を越えようとしていたが、山林見廻り方・須藤親子に鉄砲で撃たれてしまう。
…が、その衝撃で雪庇が崩れ、一同みなケガを負ってしまった。
自分の命を狙った追手を助けようとする竜哲。
人の命を救うのが罪ならば、お尋ね者で結構! 神仏の領域に踏み出すはぐれ医者の試みは是か非か!?続きはこちらから⇒ttp://www.ebookjapan.jp/shop/book.asp?sku=60008478