100億の男(7)

沙貴の兄・久我山善彦の不正を知った沙貴と琢矢は、国土のライバル会社・住菱地所事業部本部長である森下圭から証拠となる書類を入手した。
だが、その書類を巡って沙貴と意見が対立してしまい、沙貴は天善に書類を見せようとする。
だが善彦に現場を押さえらえ、沙貴と森下圭は監禁されてしまう!カミジョウコ−ポレ−ション社長・上条和明の久我山グル−プ株の買い占めは、赤坂ショッピングセンタ−の物流を担当する重要な位置を占めるヤグミ興産にまで及んだ。
だが琢矢がヤグミ買収を阻止したことを知った上条は、贈収賄や自殺を仕組んだことがばれてしまうことを恐れ、琢矢との全面対決を決意する。
沙貴が勤めるカミジョウコーポレーションの乗っ取りを天善が仕掛けはじめた。
このことを知った上条は急遽帰国を決めた。
だが、何としてでもアメリカでのビジネスを成功させ、琢矢に一矢報いたいと思う沙貴は、体を張って上条を説得する。
一方ウェルネス社社長との交渉が失敗に終わった琢矢は…。
上条の会社を訪れた琢矢は、重役たちのクーデター計画を知る。
上条の失脚をくいとめた琢矢は、カミジョウコーポレーションの株主総会で、カミジョウとヤグミが正式に業務提携することを発表した。
しかし、上条はその場でメインバンクと手を切ってしまう。
ここで融資を止められると、経営がますます苦しくなるのだが…。
バイオの大麦の種を持ち、香港へ渡った琢矢は、そこで沙貴や楊と再会する。
これを使ってビジネスをしようとしている沙貴は、琢矢や楊から種を取り戻そうと彼らをひき殺そうとした。
幸いにも農士光党のメンバーに助けられ、張のアジトに連れられた琢矢は、バイオの種を天善も狙っていることを知る。
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